SPX史上最大の上昇の90%は弱気相場で起きている

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株式市場史上最もエキサイティングな日々は、すべて最悪の時期に起きていた。その証拠と、なぜ「退屈」が本当のブルシグナルなのか。

直感に反するリスト

S&P 500史上最大の1日上昇がいつ起きたか聞かれたら、あなたは熱狂的な強気相場の中を想像するだろう。ドットコムバブルか、COVID後の回復か。

残念ながら、不正解だ。

SPX史上最大の50回の1日上昇率を調べた。結果はほぼ一方的:

  • 90%はSPXが200日移動平均線を下回っている時に発生
  • 72%は弱気相場(ATHから20%以上の下落)中に発生
  • これらの「大幅反発」時の平均ドローダウンは-28.2%

トップ20:苦痛の殿堂

# 日付 リターン ドローダウン 背景
1 2008.10.13 +11.58% -35.9% リーマンショック
2 2008.10.28 +10.79% -39.9% GFC——底まであと数週間
3 2025.04.09 +9.52% -11.2% 関税戦争の緩和ラリー
4 2020.03.24 +9.38% -27.7% コロナ暴落
5 2020.03.13 +9.29% -19.9% コロナ——本格暴落前の金曜日
6 1987.10.21 +9.10% -23.3% ブラックマンデーの2日後
7 2009.03.23 +7.08% -47.4% GFCの実際の底
8 2020.04.06 +7.03% -21.3% コロナ・デッドキャットバウンス
9 2008.11.13 +6.92% -41.8% GFC
10 2008.11.24 +6.47% -45.6% GFC

トップ20すべてが200日移動平均線を下回っている。例外なし。

トップ50上昇 vs ドローダウン
歴史上のトップ50の1日上昇をATHからのドローダウンに重ねて表示。赤=200-SMA以下。

なぜ起きるのか?

メカニズム的理由:ボラティリティの高い相場では、日次の値幅が劇的に拡大する。通常0.5%動く銘柄が3-5%動き始める。これは上昇と下落の両方の極値を拡大する。最大の上昇日と最大の下落日は対立するものではなく、兄弟だ。

心理的理由:大規模なラリーは恐怖が限界に達した時に起きる。ショートカバー、バーゲンハンター、中央銀行の緊急措置。安堵は爆発的——しかし一時的。暴落の根本原因は6.5時間の取引で解決されないからだ。

マーケットレジーム分析
トップ50:90%が200-SMA以下、72%が弱気相場(20%以上のドローダウン)。

Boring Edgeの結論

市場史上最もエキサイティングな日が、最も危険な日だ。

本当のブルシグナルは退屈だ:

  • 上昇する200-SMAの上での緩やかな前進
  • 日次の平均変動0.3-0.5%
  • VIXが15以下
  • ヘッドラインになるような日がない

何もエキサイティングなことが起きていない時——それが複利が機能している時だ。

退屈がエッジ。興奮は税金。


データ:S&P 500、1950年1月~2026年3月。弱気相場は前回ATHから20%超のドローダウンと定義。200-SMAは日次終値で算出。

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